042 介護は、認知症の親のためならず。
ショートステイに行っていた義母が帰ってきた。
散々暴れていたのに、ケロットした様子で、何事も無かったかのようでした。
疲れていたのか、グッタリとソファーに横になっていた。
妻は、いつものように焼酎を飲んでいた。正気ではいられないのか?
ショートステイから、電話がかかり、義母が暴れてパニック状態でしたから、
家に帰ってからも、そのような状態だったら手に負えないと感じていたからでしょう。
いつもは、何かと注意ばかりしているのに、今日は何も言わなかった。
先手を打って、財布に義母のお金を少し入れて、確認させていた。
田舎に帰りたいといっていたので、
今度、新型コロナが治まったら行こうと約束していた。
トイレが分からないと、いつも言っていたので、
張り紙をして、説明をしていた。
変わり果てたのは、妻のほうである。
本来は、それが、当たり前の介護の仕方だと思うのですが、
分かっていても、中々出来ないものです。
義母も妻も短気なほうだ。いつまで、続くのでしょうか?
焼酎を飲みすぎては、その反動は私に来る。
私は、ただ只管黙っているだけ。
酔っ払いの相手は、苦手ですから。