032 レビー小体型認知症は、潤いのある暮らしで改善する。
皆さんおはようございます。
今日は、認知症の母の介護の仕方について、考えてみたいと思います。
潤いのある暮らしとは、心が豊かで満足感のある暮らしとします。
お金では買えない、心の潤い。
お金があれば、財布の中は、いっぱいになり何でも欲しいものを買ったり、美味しいものをお腹いっぱいに食べることは出来ます。でもそれにも限度はあります。お金が無くなると、それが出来なくなり、不満しか残りません。
しかし、心が豊かで潤っていると、自分のペースでのんびりと、自分の思いで暮らすことが出来ます。ゆっくり考え、判断し、その結果が生じます。自己責任です。
認知症の方が、間違ったり失敗すると、すぐに、注意されたり怒られたりすると、萎縮して判断しにくくなります。
ゆっくりと見守り状況を理解し受け入れる体制が必要なのかもしれません。
今の間違いの内容を少しでも理解させる必要があります。
認知症の場合、理解度が相当低下してきていますから、ゆっくりとした間(ま)が必要です。
どうしたいのか?そうしたらどうなるのか?いつもどうしているのか?
介護するほうは、時間が無かったり、心のゆとりが無かったり、いろいろあると思いますが、こちらも考えれば理解することは出来ます。
介護する方も、自分の中で世界観を持ち、向上させることも大切なことかもしれません。
知らないこと、分からないことは沢山ありますが、情報と知識と知恵とが徐々に進化し、介護に関する世界観が出来てくると思います。
医者や介護サービスに任せるだけでなく、親を尊重することが一番の方法ですね。